想いを伝える相手を意識して、説明・合意を取っていく

最近、合意を取っていく層が少し変わってきて、まだまだ未熟だなと思ったので綴っておこうかと思いました。

今までは現場レベルで「実装どうするとか~、進捗どうなってるとか~」など知識のレベルも合意しなければいけないレベルも似ている層と取り組んできていました。そのため、あまり意識せずともロジックや合理性があれば、合意ということが到達できていたと思います。 いい意味でも悪い意味でも合意するレベルの高さが同じだったと思います。そのためレベルの高低差を埋めるということを意識する必要が今までは、ありませんでした。

しかし最近、新たな組織を推進し、サービスなどを企画していくと合意を取る層が今までよりもマネージャ層に近づいてきました。マネージャは今までの実現性という所も、もちろん気にはしてますが、「この方向性は、今正しい方向を向いているか」ということを気にしている様に思います。具体性と抽象性のバランスが今までよりも求められる様になりました。例えば実装レベルでIAMがとかバケットポリシーがとかは、マネージャからすると気になる事項ではなく、それってセキュリティ的に大丈夫なのとか、運用的に負荷はキツイのとか、継続性やリスクという上位の考えを気にしています。

文言にしてみると、まーそりゃそうかというものですが、意外に普段の業務に染まりきっていると使い分けが難しいなというのが印象でした。 ただ次に企画をする際には、誰を相手にし、相手が気にしている事項の内容と抽象度を合わせ、求められている要求の一歩先を見据えることを実践しようと思います。 今出来ていないことが、気付ける、できる機会というものは貴重だなと思います。

今できていないのが悪いのではなく、出来ていない状況に居続けることが良くないのだと思います。 またフルスイングです!